OW/FF14雑記事

OverwatchとFF14について雑に記事を書くブログ

ルシオの役割について

Overwatch始まって以来、ずっと必須ピックヒーローの一人、ルシオについて考えていきたいと思います。余談ですが私はシーズン2中ごろに始めたので度々のNerfについてあまり詳しくありません。ご容赦を!

つまらないよ!と言われがちなルシオですが、個人的には押し引きのメリハリをつける楽しいヒーローだと思います。それでは考察&解説に移ります。

 

ルシオの能力について

ルシオの最も特徴的な能力はShiftキーで周囲の味方へのヒールと周囲の味方のスピードアップを切り替えられることでしょう。加えてEキーで効果を一時的に強化できます。

右クリックのノックバックも強力で、敵に張り付かれたラインハルトを守ったり、環境キルを狙うなど出来ることが多い。Ultはサウンドバリアで、周囲の味方にバリアを付与する。時間経過とともにバリアは減っていきます。そのため、早く打ちすぎても味方を守りきれないこともあります。しかし発生が微妙に遅く、タイミングが重要なUltだと言えます。

 

・何故必須ピックヒーローなのか

当然、なんでそんなに必須ピックやねんという疑問があると思います。

ルシオが必須ピックである理由は、他には無い味方全体のスピードアップ能力を持つためです。これによりチーム全体の押し引きをコントロールし、試合を有利に運びます。

しかし、スピードアップがそんなに重要か?という意見もあると思います。

ルシオが居るチームと居ないチームの場合を考えてみてください。ルシオが居ないチームはルシオの居るチームと対戦した場合、要所で移動速度低下のデバフをかけられていると言ってもいいでしょう。それは自分達の隙によってヒール阻害が入ったりするのではなく、否応無く速度低下デバフが付与されるのです。こう考えるとなんとなくスピードアップの重要性が分かってもらえるかと思います。

 

 

・具体的な役割について

上でやんわりとスピードアップの重要性について書きましたが、そうは言っても要所ってどこやねん!とか、ヒールはしなくていいのか?など疑問は沢山あると思います。

まずヒールについては、メインヒーラーというよりサブヒーラーと言ってもいいでしょう。メインヒーラーをするには瞬間的なヒール力が足りないと感じます。しかしそうは言っても範囲ヒールは優秀ですし、チーム全体が削れた場合やアナ等のメインヒーラーのヒールが期待できない場合など、適宜ヒールを行う必要があります。ルシオのヒールでチーム全体の耐久力に差をつけましょう!相手より適切なタイミングでEキーを使用できればそれだけで有利になれます。

開幕はファーストナノブーストを意識してアナにヒールを集めることもありますが、サウンドバリアを溜めるために積極的にヒールを回していく意識が大切です。相手のUltを返せなくて負けてしまっては元も子もありません。

攻撃によってもUltは溜まりますから、モコモコ攻撃もバカにはできません。

次はスピードブーストを使うべき場面について考えていきます。これがルシオのキモだと私は思います。スピードブーストは攻守どちらにも活きるタイミングがあります。攻めでのタイミングは、相手との削りあいに置いて優位に立っているときです。削りあいというのは人数もそうですし、HP差も大切です。削った相手に乱戦を強制し、懐に入り込みそのまま削り勝つことが出来るでしょう。他にもはぐれた敵を逃がすことなく捕らえることが出来ますよね。これが攻めのタイミング(押しの判断)です。

味方Ultとのコンビネーションも大切です。ナノブーストハルトもスピードブーストで追いかけられると脅威が違いますよね。

守りのタイミング(引きの判断)はどうでしょうか?攻めとは逆に、相手との削りあいで不利になった場合、味方をスピードブーストで逃がしてあげましょう。大きく引く場合や、素早く引かなければいけない場合はEキーです!他にもファラのコンカッションやルシオのノックバックなどで危険なポジションに飛ばされた味方もスピードブーストで助けられます。味方のラインハルトに回復阻害が入ったり、チャージで奥に行き過ぎたりしたときなども、スピードブーストによって逃がすことが可能です。

移動速度に大きく差があれば相手のUltから逃れることも可能ですよね。ナノブーストハルトや竜神剣も当たらなければ怖くないです。(スピブアンプだけで竜神剣を完全に避けることは出来ませんが・・・)D.Va自爆も普通なら当たるところ避けることが出来る可能性が高くなりますし、Ultを避けることが可能なのは相手との速度差と移動速度上昇による時間的余裕が生まれるルシオならではです。

とはいっても後からスピブアンプで避けれないUltは存在しますよね。

そこで重要なのがサウンドバリア(Ult)のタイミングです。

遅すぎても味方は助からず、早すぎても助かりません。こういった具合に、カウンター性能はゼニヤッタの心頭滅却には及びませんが、それでも非常に強力なUltです。

Ultにも攻めのUlt守りのUltがありますが、分かりやすい守りのUlt(カウンターUlt)から考えていきます。カウンターUltの名のとおり、相手のUltに対してカウンターとしてUltを使うわけですが、サウンドバリアで返せる場合と返せない場合について理解しなくてはなりません。これは主観ですが、タクティカルバイザーや竜神剣は単体ならばサウンドバリアで対処可能ですが、ナノブーストが付くと怪しいです。ザリアのグラビトンサージに対するカウンターは特にタイミングが重要で、相手のほかのUlt状況にも因るのですが、サージ単体の場合は即サウンドバリアを貼って助かると思います。

ハルトのアースシャターは自分がコケさえしなければサウンドバリアを貼ればかなり高確率で助かるでしょう。ナノブが付いた場合は右クリ+スピブアンプで逃がしてあげましょう。

次は攻めのUltについて考えていきましょう。攻めで主に使うタイミングは味方の攻撃系Ultと合わせて成功率を高めたり、あと一押しで完全に勝ちきれるといった場合の一押しに有効です。あと一押しのタイミングは押しの判断に近いものがあります。こちらのUltなどで有利を取ったが、相手にもUltやカウンターの手段(ハルトのチャージや高エネルギーザリアなど)があり、確実には勝てない場合その勝利をより確実なものとしてくれます。

最後に攻守一体のUltについてです。これはもしかすると高レートになってくるとこういったことは少ないのかもしれませんが、相手のフォーカスが甘かったりなどで、チーム全体が削られ、ヒールが回りきっていない状態でサウンドバリアを張ることによって落ちにくい状態でヒールする時間とバリア付きでゴリ押しする時間を同時に産み出すことができます。体制を整えるとともに優位に立つことができる攻守一体のUltす。

 

 

・おわりに

ルシオの記事、いかがだったでしょうか?味方を支え、攻撃、防御ともに支援する味方を活かすヒーローです。まさにアンプのようなヒーローですよね。ブリザードのキャラクターデザインはセンスがありますね。ノックバックへの考察が浅いような気がしていますがそれは記事も結構長くなってしまったので次回以降気が向いたときにでも考察していきたいと思います。